オルタナティヴ古典主義学団

Alternativ Klassizistisch Kreis

Was ist der Alternativ Klassizistisch Kreis?

オルタナティヴ古典主義学団とは

主に文学を通じて、古典学を学び、ちょっとだけアナキズムのエッセンスを加える組織。​学団とは言うものの、とある女生徒(P.N.)が一人で運営しているサイトです。

〇字義

オルタナティヴ(独 alternativ)……代わりの、新しい、型にはまらない。(ジーニアス英和辞典)

・古典主義(独 Klassizismus)……​十七世紀から十八世紀におけるヨーロッパ藝術の支配的思潮。古代のギリシア・ローマの藝術を規範とし、理念の完全・明晰な表現、調和的な形式、理想的な人間像を重視する。文学・演劇ではフランスのラシーヌコルネイユ、イギリスのドライデン・ポープ、ドイツの壮年期のゲーテ・シラー、絵画ではフランスのプーサン、音楽ではハイドンモーツァルトらがその代表。(広辞苑

・学団(独 Kreis)…かつて、20世紀ヨーロッパにウィーン学団というものがあった。ウィーン大学哲学教授M.シュリックを中心として形成された哲学者、科学者の一団。「学団」Kreisといって「学派」Schuleといわないのは、いわゆる学派主義を避けたからであるといわれる。古典主義とはあまり関係がないが、執筆者の尊敬する作家、森見登美彦氏が著書『熱帯』内で謎に包まれた本「熱帯」の全容を明らかにしようとする組織の名として「学団」を用いていたことに影響を受け、本サイトを「学団」とした。